コラム

白米と比べてばかりじゃもったいない。玄米こそ味・香り・食感を活かしたおかずと食材が必要。

こんにちは、新潟産こしひかりHIBARIの都木です。
突然ですが、みなさんは玄米についてどういうイメージを持っていますか?
インターネットやSNSで玄米の健康効能はたくさん紹介されていますが、それと比例するように「まずい」「食べにくい」というキーワードを見かけます。

こういったネガティブなキーワードが散見されるのは、玄米を通常の白米と同じように捉えて優劣比較したり、本来の味や香りを活かしきれていないことが原因ではないでしょうか。
今回は玄米ならではの味と特徴を活かして、おいしさを最大限に引き立たせるぴったりなおかずや食べ方をご紹介します。

玄米ってどんな味?

そもそも玄米はどんな味なのでしょうか?
味の感覚や表現は個人差があるので一概には難しいのですが、ふんわりと香ばしく甘い香りと食べ応えのある硬めの食感が挙げられます。
個人的な感覚としてきび砂糖や黒糖、茹でたとうもろこしや枝豆など懐かしさを感じる穀物の甘みをイメージさせます。

同じ新潟産こしひかりが原料であったとしても、精米後の白米で感じられるダイレクトな甘みや瑞々しさはありません。
もちろんゆっくり噛んでいけば甘みには辿り着きますが、どうしても香りと食べ応えの印象が勝ってしまいます。白米の味を玄米に求めるのではなく、玄米ならではの味を楽しむことが正解と言えるでしょう。

トロみのある食材で食感を楽しむ

初めて玄米を炊いて釜を混ぜるとき、白米と違って粘りがなくパラパラとしている状態にまずは驚くと思います。このパラパラ・ボソボソした食感が苦手という方も多くいらっしゃいますが、この食感だから楽しめる食べ方もあります。

おすすめはとろろや生卵などトロみのある食材。玄米のパラパラ食感をトロみがコーティングすることでさらに粒が際立ち、噛めばトロみの水分と玄米の食感が上手に調和して気持ち良い歯ごたえと美味しさを実感できます。

香辛料や香味野菜で、香りと味を引き立たせる

噛むことで香りと味が拡がる玄米はカレーなどスパイスを効かせた料理と合わせると、複雑なスパイス独特な甘みをより感じることができます。スパイスカレー屋さんでも玄米が使われることが多いですよね。

チャーハンやビビンバもニンニク・生姜・ネギなどの香味野菜に胡麻油の香りが玄米の香りと甘みにベストマッチ。アジアンやエスニックにも好相性なのは玄米の大きな特徴です。

避けたい食材は「お刺身」

それでは、玄米に合わないおかずや食材はなんでしょうか?
もちろん絶対に合わないというものはありませんが、強いて言えばお刺身が挙げられるでしょう。玄米の香りと食感がお刺身の味わいより主張してしまうため、お互いのネガティブな部分が強調されてしまいます。
お刺身はぜひ精米したての新潟産こしひかりでどうぞ。

白米と玄米を使い分ければ、美味しい世界が広がる

日本人が大好きな「麺」はソースや汁によって、うどん・ラーメン・パスタ(ペンネからカッペリーニまで)と使い分けることで多種多様な美味しい味を表現しています。パンだって、メニューや食べ方に合わせてバゲットから生食パンまで使い分けているはず。

ごはん = 白米が定着してしまっている日本ですが、「白米か、玄米か。」と優劣をつけてしまうのは、非常にもったいないことです。
メニューや食べ方によって白米と玄米を使い分けて、それぞれの魅力を引き出すことができればもっともっと美味しい世界が見えてきます。