コラム

コーヒーだけじゃない!シングルオリジンなお米とは?単一原料米との違いやおいしい楽しみ方をご紹介。

こんにちわ、新潟産こしひかりHIBARIの都木です。
今回はわたしたちがとても大切にしている「シングルオリジン」という考え方についてご紹介させていただきます。

コーヒーや紅茶、チョコレートにこだわりがある方にはご存じの方も多い「シングルオリジン」という言葉ですが、実はお米をはじめとしたすべての農作物にもシングルオリジンは存在します。
このコラムを読めば、農作物やお米の見方がちょっと変わるかもしれません。

シングルオリジンとは?

特定の地域・原産地のみで栽培された農作物のこと

広義では「特定の地域・原産地」で栽培された農作物を意味することが多いシングルオリジンですが、食の趣味嗜好が進んだ現代では細分化が進み、共通の定義が困難になってきています。
さらには企業や販売者が自ら価値観をプラスした、独自のシングルオリジンの定義も登場しています。
まずは代表的なシングルオリジンの農作物から、ご紹介していきましょう。

シングルオリジンといえば、コーヒー

シングルオリジンで代表的なものといえば、真っ先に挙がるのがコーヒーでしょう。
複数の原産地のコーヒーをブレンドしたものと比べて、特徴や味に個性を持つものが多く、コーヒーショップでは農園や生産者、特徴的な味わいを強調することで、そのコーヒーにブランド的な価値を与えることが可能です。
その中でも個性やストーリー、情報の透明性に加えて風味が素晴らしいコーヒーは、スペシャルティーコーヒーとも呼ばれ、高価格で販売されています。

スターバックスでも採用されるシングルオリジンのストーリー性

コーヒーショップとして有名なスターバックスコーヒーでも、シングルオリジンを打ち出したシリーズを販売しています。

深刻化する気候変動の影響に対し、積極的な対策に取り組むコロンビアの生産者から調達したシングルオリジンコーヒー「スターバックス® コロンビア サンタンデール」を2020年9月2日(水)に発売します。併せて全国のスターバックスでは、同商品を含むコロンビアのコーヒー2種をハイライトしながら、コーヒー生産者の暮らしや気候変動への挑戦に目を向け、コーヒーのエシカル(倫理的)な調達について考えるキャンペーンを実施。生産地から情熱のバトンを受け取った全国のパートナー(従業員)が、みずみずしい味わいと共に、生産地のストーリーを語ります。一杯の向こう側にある生産地に想いを向けること。それこそが、サステナブルなコーヒーの未来を実現する、小さくも大きな一歩になります。

https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2020-3583.php

風味や味わいだけではなく、コーヒー豆自体がもつストーリーに価値観を見出し提供していく素晴らしい取り組みですね。

シングルオリジンなお米とは?

ここまでコーヒーをメインにシングルオリジンを紹介しましたが、もちろんお米をはじめとした身近な農作物にもシングルオリジンは存在します。
わたしたち新潟産こしひかりHIBARIが考える、シングルオリジンなお米をご紹介します。

特定の農家が、特定の栽培方法で育てたお米

新潟産こしひかりHIBARIでは、ひとつの田んぼ、つまり特定の農家が特定の栽培方法で育てたお米をシングルオリジンと呼んでいます。

最近では産地の自治体や農業組合が、同じ地区内で収穫されたものをシングルオリジンとして魅力的なストーリーと共に販売するケースも増えてきましたが、新潟産こしひかりHIBARIではさらに一歩踏み込んで、地域×栽培方法×農家という単位でシングルオリジンを定義しています。

トレーサビリティに優れた「生産者の顔」が見えるお米

シングルオリジンを語る上で欠かせないのが、トレーサビリティ(追跡可能性)です。
市場に出回っているお米の多くは、複数の田んぼや農家のお米を混合しており、トレーサビリティが辿りにくいのが現状です。

新潟産こしひかりHIBARIではひとりひとりの農家の産地はもちろん、どういった種類の農薬や肥料を使ったか、どんなところに気をつかって栽培したか、さらに農業や環境への哲学といったものまで、あらゆる角度から「生産者の顔」が見えるトレーサビリティに優れたお米を取り扱うことを大切にしています。

単一原料米との違いは?

次にシングルオリジンと混同されがちな単一原料米についてご紹介します。

単一原料米は産地・産年・品種がひとつであることを証明する表示呼称

単一原料米という表現は、主にお米の袋などの表示に使用されます。
「農産物検査法」の「食品表示基準」により、産地・産年・品種が証明された玄米を1種類だけ使用している場合のみ「単一原料米」と表示することが許可されています。
公的な表示呼称のため、シングルオリジンなどの価値観やストーリーを伝えるものではありません。

シングルオリジンなお米の楽しみ方は?

ここまでシングルオリジンの定義や考え方をご紹介しましたが、やっぱり気になるのは味ですよね!
シングルオリジンのお米を食べる上で、楽しみたいポイントをお伝えします。

風土や栽培方法ごとの味を楽しむ

同じ新潟県で栽培されたコシヒカリというひとつの品種でも、お米を育てる田んぼの土や水の質、気候により味が異なります。
同じ新潟県内の田んぼにも当てはまり、高級米として有名な魚沼産コシヒカリと、魚沼エリア以外の新潟県のコシヒカリが区別されていることこそが風土がもたらす味の違いを示しているでしょう。

さらにトレーサビリティに優れたシングルオリジンであれば、使用した肥料や栽培方法まで詳細に把握することができるため、自分が食べているお米がどのように栽培方法で育てられたかを知ることが可能です。

例えば、新潟産こしひかりHIBARIの サーファーズセレクト では、海のリサイクル有機肥料を使った農家のお米を週替わりでお届けしています。
有機肥料によりアミノ酸が爆発的に増えた土壌で育てられたこしひかりは、全ての農家に共通して濃厚な旨味をもたらしますが、やはり食感や香りをはじめベストマッチなおかずも地域により異なることを実感できるはずです。

海のリサイクル有機肥料を使用したサーファーズセレクト

農家のストーリーを知って食べてみる

農家のストーリーを知ることで、また違う味わいを重ねられることもシングルオリジンの魅力の一つ。
新潟産こしひかりHIBARIの ファーマーズセレクト で人気の農家「TAKANORI」は新潟県魚沼市でツバメとともにサステイナブルな米づくりを実践しています。

古くからツバメは幸せを運ぶ鳥と言われ、縁起の良い鳥と知られてきた。農薬を減らすことで餌となる虫が増え、田んぼにツバメが多く飛来。害虫駆除とツバメの排泄物を肥料とするオーガニックでサステイナブルな栽培方法を実践している。
甘みやクリアな風味が強調されたモダンな味わいは、ホタテとアスパラガスの塩炒めや小エビのかき揚げなど、塩で味の輪郭を際立たせた魚介類とのペアリングがおすすめ。

ファーマーズセレクト「TAKANORI」テイストカードより

“ツバメが運ぶ、幸せの甘み。”
こんなストーリーを感じながら食べる美味しいごはん時間を、きっとツバメも祝福してくれているに違いありません。

シングルオリジンなお米なら、ファーマーズセレクトがおすすめ!

新潟産こしひかりHIBARIの ファーマーズセレクト では、シングルオリジンのお米を販売しています。パッケージに描かれた農家の顔を見ながら食べれば、きっとひと味もふた味も違う美味しさを発見いただけるでしょう。

ファーマーズセレクト